子供の発音と歯並びは関係あるの?

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子供の発音と歯並びは関係あるの?

子供の歯(乳歯)は2歳半〜3歳頃になると生えそろってきます。

 

 

その頃は、言葉も覚える時期でしっかり話せるようになってきます。

 

 

では、子供の発音がはっきりしない場合、歯並びとはどのような関係があるのでしょうか?

 

 

■歯並びは発音に影響あり
乳歯の歯並びが悪い場合、発音にも影響し言葉がはっきり言えないことがあります。
サ行「サ・シ・ス・セ・ソ」やシャ行「シャ・シュ・ショ」が発音しにくい子供が多いです。
この年齢の頃は、発音機能がまだ発育途中のため、大人のようにはっきりと発音することは難しいので、「ア・イ・ウ・エ・オ」の母音がはっきりと言えるなら、様子を見ることもできるでしょう。
また、乳歯がすべて生えそろっていなかったり、顎の成長がまだ途中であったりするため、心配ない場合もあります。

 

 

■生え変わりの時期も発音に影響あり
6歳頃になると、乳歯から永久歯(大人の歯)への生え変わりが始まります。
この時期は、前歯が抜けて歯のない状態になったりするので、サ行やシャ行の発音がしにくくなります。
徐々に永久歯が生えそろえば、発音もはっきりしてくるでしょう。

 

 

■心配な方は、3歳児検診で相談を
保健所や保健センターで行われる3歳児検診で、子供の発音が気になる方は相談されると良いでしょう。
歯科検診もありますので、歯並びが原因なのか、他の病気が関係しているのか知ることができます。
3歳児検診は公的検診ですから、無料で相談できます。

 

 

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