子供の歯にできている白っぽい斑点は何?どうしたら良いの?

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子供の歯にできている白っぽい斑点は何?どうしたら良いの?

子供の歯の色は、体の他の部分と同じように個人差があります。

 

 

中には、白っぽい斑点ができることがあります。

 

 

では、この白っぽい斑点の原因は何でしょうか、どう対処したら良いのかを見ていきましょう。

 

 

■部分的な形成不全の場合
子供の歯(乳歯)で歯の表面に小さく白っぽい斑点ができるのは「エナメル質形成不全」である場合が多いです。
エナメル質とは、歯の一番表面の層で、体の中で一番硬い部分です。
しかし、赤ちゃんが胎内にいた時に、歯の成長が一時的に妨げられたためにうまく形成されず生じるのではないかとされています。
妊娠中にお母さんが何かの病気を患っていたり、栄養が不十分であったり、ホルモン異常などの場合が考えられます。

 

 

■形成不全は虫歯になりやすい
白っぽい斑点が薄い場合は、軽い形成不全ですからあまり心配する必要がありません。
しかし、「エナメル質形成不全」と歯医者さんで確定された場合は、他の歯よりも質が弱いので、虫歯になりやすいため注意が必要です。
フッ素を定期的に塗るなどの歯を強くするためにできることを歯医者さんに相談してください。
エナメル質の下の象牙質まで(茶色っぽい)透けて見えるほどエナメル質が弱い場合は、特に歯医者さんで診てもらってください。

 

 

■虫歯になりかけて白っぽくなることもある
子供の歯が虫歯になりかけていると、歯の表面が「白濁」と言って白っぽくすりガラスのような濁った色をしてきます。
その後、茶色や黒色へと虫歯は進行していきます。
哺乳瓶などで甘いジュースなどをよく飲んでいる子供にこの虫歯がよく見られます。
ジュースの与え方や歯磨きの習慣を見直すと共に、早めに歯医者さんで診てもらいましょう。

 

 

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