子供の歯がウーロン茶で変色した時の対処方法
子供の虫歯を心配して、ジュースなどを控えてウーロン茶を飲ませている方も多いでしょう。
しかし、ウーロン茶により、歯が茶色く変色してしまうことがあります。
こんな時、どう対処したら良いのでしょうか。
■茶渋により変色する
大人でもコーヒーや日本茶で歯が変色します。
子供の歯(乳歯)も同じで歯の表面に茶渋がついて茶色く変色します。
特にお茶の中でも、ウーロン茶は歯の表面のタンパク質の膜に茶渋が付きやすいのです。
それで、お茶なら麦茶が茶渋が付きにくいですし、白湯ならさらに茶渋が付く心配がありません。
■研磨剤入り歯磨き剤を使う
子供の歯(乳歯)にウーロン茶などによる茶渋が付いたら、研磨剤入りの歯磨き剤が茶渋を落とすのに効果的です。
しかし、子供の歯は歯の表面のエナメル質やその下の層の象牙質の厚さが薄いので、歯ブラシに付けてゴシゴシ磨くのはやめましょう。
濡れたガーゼに少量の歯磨き剤を取って、指に巻いて軽く磨く程度にしましょう。
夜の仕上げ磨きの時に行うと良いです、
また、子供用の歯磨き剤には研磨剤が含まれていないものが多いですから、歯医者さんやドラッグストアで子供が使えるものがあるか聞いてみましょう。
■歯医者さんで取ってもらう
歯医者さんの器械で専門的に汚れをキレイにしてくれるPMTC(プロフェッショナル・メディカル・ツゥース・クリーニング)という方法で、茶渋を取ってもらうこともできます。
子供の歯の変色が気になる場合は、ぜひ歯医者さんに相談してみましょう。