子供の歯にとってだ液が大切な理由

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子供の歯にとってだ液が大切な理由

子供の歯にとってだ液はとても重要な役割を果たします。

 

 

だ液はだ液腺で作られますが、どんな役割があるのか見ていきましょう。

 

 

■消化を助ける役割
だ液があることによって、歯で噛み砕いた食べ物を飲みこみやすくなります。
水分が混ざるので、のどで引っかかることを防ぐのです。
さらに、だ液には消化酵素が含まれていますから、胃腸での消化吸収をよくする働きもします。
それで、食事中にお茶やジュースなどをたくさん飲むと、だ液が出にくくなるので注意しましょう。

 

 

■歯をキレイに丈夫に
だ液は、食べかすなどのお口の中の汚れを流して歯の表面をキレイにしてくれます。
また、食べ物に含まれている糖分からできた酸(虫歯の原因となる)を薄めてもくれます。
それだけでなく、子供の歯を丈夫にする効果もあります。
だ液に含まれるたんぱく質がカルシウムと結合して歯の中に染み込んでいき、歯を強くします。
子供の歯は特に、歯の表面のエナメル質やその下の象牙質が発達していないので、だ液の分泌は非常に重要です。

 

 

■噛んで唾液を出すと脳への刺激などの効果も
だ液にはバロチンという成分があるので発育促進や老化防止にも効きます。
さらに、ガラターゼ、ベルオキシターゼという成分には、発がん性物質を解毒したり、低下させたりする効果もあるのです。
それで、よく噛んでだ液をたくさん出すようにしましょう。
噛むことは子供の脳神経を刺激し、脳の働きをよくする効果もあるので、ぜひ、しっかり噛む習慣を身に着けるように教えましょう。

 

 

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